こんにちは。獣医師のこんどうです。
突然ですが、愛犬にとって良い食事とはどのようなものだと思いますか?
「栄養バランスが良い」「体に良くない材料・添加物を使っていない」「高品質の素材を使っている」…など様々な声が聞こえてきそうですし、どれも間違いではありません。
しかし、これら食事の中身に加えて、見落としてはいけない大事なポイントが2つあります。
こんなときは、食事の見直しを!
栄養バランスや品質に加えて、大切なこと、それは、「よく食べること」「便の状態が良いこと」です。
当たり前と思われるかもしれません。しかしながら、愛犬のことを真剣に考えている優しい飼い主さんほど、見落としがちなことでもあるのです。
愛犬のために、「完璧なフード」を用意したとしても、次の場合には、見直しが必要かもしれません。
なかなか食べてくれない
どんなに良いフードであっても、食べてくれなければ栄養不足になってしまいます。
「しばらくそれしか与えなければ、そのうち食べる」などという情報もよく目にしますが、わんちゃんの好みに合わないフードを無理に与え続けるのは、飼い主さんとの関係が悪化することもあるためおすすめできません。
また、好みに合わないフードを続けることで「オヤツしか食べなくなってしまった」「食べる量にムラができてしまった」など、偏食や食べムラに繋がる恐れもあります。
フードにトッピングするなど、少し工夫すれば食べてくれるのであれば、与え続けても良いと思いますが、色々と試しても食べないなら、そのフードはやめましょう。
わんちゃんの好みの食事にすることは、食事量が安定するため、消化もしやすくなり、健康維持に役立ちます。
便がゆるいもしくは硬すぎる
フードを変更した際、腸内細菌のバランスが崩れ、一時的に便の状態が変化することがありますが、それが続くようならフードが合わない可能性が高いです。
体質はわんちゃんによって異なるため、原材料の配合や食物アレルギーなど様々なことが原因で、たとえ良いと言われるフードでもお腹の調子を崩すことがあります。
原材料にアレルギーはないものの、食物繊維や乳酸菌など材料の配合割合が体に合わないことも考えられます。その場合、食事量を1,2割減らすことで、便の状態が良くなることがあります。
ただし、数日続けても改善しない場合には、食物アレルギーの可能性も含め体質に合わないことが考えられるため、使用を中止し、もとの食事に戻しましょう。
また、もとの食事に戻しても便の状態が戻らなかったり、症状が酷くなる場合は、病気の可能性があるため、なるべく早く動物病院を受診しましょう。
大切なことは、目の前のわんちゃんをよく見ること
美味しく食べて、お腹の調子も良いことは、わんちゃんが健康に過ごす上で、何より大切ですし、美味しく食べて元気に過ごす愛犬を見ている飼い主さんも幸せですね。
食事を選ぶ上で栄養バランスや原材料の質を確認することも大事ですが、目の前のわんちゃんをよく見て健やかな毎日を過ごしましょう。
高品質で美味しいフードをお探しなら、ぺこふる!
ぺこふるは、東北産の原材料のみを使用し、体に不要な添加物を使っていません。また、食品工場で製造されており、高品質で安全性の高いフードです。
原材料の大部分がお肉のため、ワンちゃんの食べっぷりが違います。
美味しく食べることは、原材料の質や安全性と同じくらい、ワンちゃんの健康に大切なことです。
ぺこふるは、お肉本来の味と食感そのままなので、食が細いワンちゃんやシニア犬でも食べやすく設計されています。
原材料のほとんどがお肉ですが、必要なビタミン、ミネラルは十分摂れるよう栄養バランスを整えており、「お肉しか食べない」など偏食のワンちゃんでも安心です。
愛犬を家族の一員として大切にしている優しい飼い主さん、是非一度お試しください。