シニア犬になるとどうしても体の衰えを感じることが出てきます。また、かかりやすい病気もあります。今回は、シニア犬がかかりやすい病気と、その予防法や対策についてお話しします。大切な愛犬が健康でいられるよう飼い主さんができる対策をまとめましたので、是非ご覧ください。
シニア犬がかかりやすい病気は?

シニア犬は体の機能が衰えてくるため、若い頃には見られなかった様々な病気にかかりやすくなります。かかりやすい疾患名と主な症状は以下の通りです。
心臓の病気…僧帽弁閉鎖不全症
咳が出る、呼吸が早い・荒い、疲れやすい、散歩を嫌がる
腎臓の病気…慢性腎臓病
水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲低下、嘔吐
関節・骨の病気…関節炎、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症
歩きたがらない、階段を嫌がる、立ち上がりに時間がかかる、歩き方がおかしい
内分泌疾患…糖尿病、クッシング症候群
多飲多尿、食欲増進、進行すると体重減少、筋力低下、脱毛
腫瘍
体の内外にしこりができる、食欲低下、体重減少など
神経認知機能不全症候群(認知症)
症状:夜鳴き、徘徊、目的のない行動、トイレの失敗、昼夜逆転
目の病気…白内障、緑内障
目が白く濁る、物にぶつかる
歯の病気…歯周病
歯肉からの出血、口臭
病気の予防と対策

遺伝など避けられないものもありますが、病気の早期発見と進行を遅らせるためにできることがあります。
1. 定期的な健康診断と早期発見
どうしても若いわんちゃんに比べ、シニア犬は病気発症のリスクが高まります。定期的に健康診断を受けましょう。
また、普段から愛犬の様子(飲水量、尿量、体重、咳、元気、食欲など)を観察することも大切です。少しでも変化があれば記録して動物病院で相談しましょう。
2. 食事と栄養管理
病気の予防や進行を遅らせるのために、年齢や体調に合わせた食事を選びましょう。体重管理: 肥満は関節や心臓に負担をかけるため、カロリーを控えめにし、適正体重を維持しましょう。
一方、痩せすぎていると体力が無くなってしまいます。肥満でなく、徐々に痩せてくる場合には、グラムあたりのカロリーが高い食事にするなど食事の変更を検討しましょう。食事量を増やしても体重が減り続ける場合は病気の可能性もあるため、動物病院を受診してください。
シニア犬の栄養については、良質なたんぱく質や食物繊維を意識し、関節をサポートするグルコサミンやオメガ3脂肪酸などのサプリメントも検討すると良いでしょう。鮭やカツオなどの魚をおやつとして取り入れるのもおすすめです。
噛む力が弱くなったら、ドライフードをお湯でふやかしたり、ウェットフードを取り入れたりして食べやすくしてあげましょう。持病があるわんちゃんは、食事制限が必要なこともあります。かかりつけの先生と相談しながら、無理のない食事管理を行なっていきましょう。
3. 適切な運動と生活環境

適切な運動を取り入れることで、筋力と認知機能の維持、関節への負担軽減を目指します。散歩は無理のない範囲で続けましょう。距離を短くしたり、回数を分けたり、愛犬のペースに合わせて楽しみながら行ってみてください。
また、生活環境を整えることも大切です。 床に滑り止めマットやカーペットを敷くことで、関節への負担や転倒を防ぐことができます。
認知症対策も重要です。優しく声掛けをしながら、知育トイで遊ぶのが良いでしょう。優しい飼い主さんは愛犬のためによかれと思って「もう歳だからそっとしておこう」と静かに過ごしがちですが、無理のない範囲で遊びを取り入れることは、愛犬に「役割」を与え、活力に繋がると言われています。
遊びや運動、食事などは、決まった日課で行うことで、安心感を与えることができます。適度な日光浴なども有効です。
4. 口腔ケア(歯周病予防)
歯周病は、口腔内の細菌が全身に影響し、心臓病や腎臓病に繋がるリスクがあります。歯磨き: できる範囲で、毎日の歯磨きやデンタルケア用品で口腔内を清潔に保ちましょう。
愛犬の現在の健康状態によって、特に注意すべき病気や対策は異なります。ご自宅で日々のケアを行いながら、かかりつけの獣医師と連携して健康管理を進めていきましょう。
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